温度伝送器

業界をリードするエマソンの Rosemount 温度伝送器は性能を重視して設計されており、最も困難な用途でも正確で信頼性の高い測定を実現します。アプリケーションに応じて様々なハウジングスタイルから選択が可能で、拡張診断機能を利用してプロセスの詳細情報を取得でき、より安全で効率的な運用が可能になります。

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温度伝送器について

温度伝送器の概要、機能と仕組み

温度伝送器は、センサと制御システムの間の伝達手段として機能します。さまざまな産業で使用され、すべての業界標準の抵抗温度検出器(RTD)と熱電対からの信号を受け入れ、測定入力信号を 4-20mA HART、WirelessHART®、または FOUNDATION™ フィールドバス出力信号に変換します。希望の温度測定範囲まで調整し、プロセス温度が指定された範囲外にある場合には制御システムにアラートを出すよう設定できます。さまざまなハウジングとエンクロージャ形状を選択可能で、計測ポイントでセンサ/サーモウェルアセンブリに取り付けたり、遠隔で取り付けたりすることができます。

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多数の破砕物から温度測定を保護:

温度伝送器は、環境ノイズ (1) を除去することでパフォーマンスを高め、端子の腐食 (2) やほつれた配線 (3) による不正確さを補正します。フィールド・マウント・ハウジングは、電子部品コンパートメント (4) に湿気がたまるのを防ぎます。校正済みの伝送器センサアセンブリは、管理輸送および安全関連用途でパフォーマンス要件を満たすことができます。拡張診断機能により、センサ (5) および接続部 (6) の故障または劣化を特定することで、測定失敗とプロセスのシャットダウンを回避できます。

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伝送器の仕組図

フィールドマウント (1): 

  • 大型の二重コンパートメント設計により配線にアクセスしやすい
  • 耐久性に優れた環境シール構造
  • EMI/RFI、湿気、腐食、浸水から保護

ヘッドマウント (2): 

  • DIN スタイルセンサ取付が可能
  • さまざまなエンクロージャに簡単に適合
  • スペースの限られたアプリケーションに最適

レールマウント (3): 

  • キャビネット内のリモート設置により、装置および施設作業員のリスクを軽減
  • 密度が高い用途向けに伝送器の積み重ねが可能
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ハウジングスタイル温度伝送器

拡張診断機能

トランスミッタの拡張診断機能のイラスト

Rosemount 温度伝送器の拡張診断機能を利用すると、温度測定の品質と精度が向上します。環境および設置の影響により、測定値が間違ってしまう可能性がありますが、この診断機能を使用すると補正およびフィルタリングが可能です。当社の診断機能は、センサ故障前に劣化したセンサまたは設置状態について警告するためにも使用できます。拡張診断機能を使用することで得られた測定インサイトを活用することで、プロセス測定の稼働時間を維持し、先を見据えたメンテナンスを可能にし、最終的には予期せぬプロセスのシャットダウンを回避できます。

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Hot Backup™機能

Hot Backup 機能によりプロセス制御の中断を減らします。この二重入力診断機能により、一次センサの故障による測定の喪失を防止します。温度計測機能に予期しないエラーが発生した場合、安全上、環境と規制上の懸念事項が発生し、プロセスの停止にもつながるおそれがあります。Hot Backup を使用すると、トランスミッタは 1 次センサの故障時に自動的にメンテナンスアラートを送信し、測定信号に影響を与えずに 2 次センサに出力を切り替えます。

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計測喪失のリスク

T/C 劣化

熱電対劣化は、熱電対ループの状態を継続的に評価します。多くの場合、熱電対ループは、シャットダウンが高価で、電線の細線化、センサ劣化および腐食により損なわれる可能性のある高温プロセスに設置されます。熱電対劣化は、熱電対ループの抵抗を監視し、故障前の劣化センサを検出し、ユーザー指定の抵抗の限界を超えた場合に警告を発します。

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T/C 劣化

センサのオープン/ショート

センサのオープン/ショートは、センサ障害の最も一般的な原因である、センサのオープンまたはショートを警告します。こうしたエラーは、衝撃、振動、腐食、ワイヤの摩耗・屈曲、汚染などによって発生します。この機能は、センサの故障を認識し、メンテナンスの必要性を警告するアラームを生成し、測定の正確さと健全性を維持します。

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プラントに設置された 3144P トランスミッタ

センサ・ドリフト・アラート

センサ・ドリフト・アラートで測定の完全性を維持します。このデュアル入力診断機能は、トランスミッタの劣化センサの状態を検出します。センサが劣化している場合、報告される温度は実際の値からずれることがあります。この診断機能では、2 つのセンサの測定値を連続的に監視し、2 つのセンサ間の読取値の差がユーザー指定の限界値を超えると、トランスミッタは劣化センサの状態を示すアラートを送信します。

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有効化センサ・ドリフト・アラート

診断ログ

診断アラートとアラームの履歴ログである診断ログを使用して、トラブルシューティング作業を容易にします。この機能は、温度伝送器のアラームがすぐに消えても、アラームまたはアラートの識別情報を維持します。診断ログには、最後にデバイスをリセットした以降に発生したアラームとアラートが記録され、詳細な状態を把握することが出来るため、保守を簡素化します。

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温度アラーム表示中の AMS 画面

プロセスを保護して最適化

実施中の診断のオペレーター・トレンド・ビュー

オープン・センサ・ホールドオフ

誤ったオープン・センサ・イベントがプロセス制御を中断させないようにする診断プログラムであるオープン・センサ・ホールドオフを使用して、プロセスが正常に動作するようにします。稲妻や静電気放電などの高電圧過渡現象は、誤ったオープン・センサ・アラームを引き起こす可能性があります。診断機能が有効になっている場合、トランスミッタは、アラームが起動される前に、実際のオープン・センサ・イベントが生じたかどうかを判断するために最新情報の更新を待機します。

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最小/最大値トラッキング

最小/最大トラッキングにより、極端な温度を監視し、品質の問題をトラブルシューティングできます。この機能により、極限の周囲温度と出力温度の記録にアクセスできます。周囲温度トラッキングでは、設置温度が推奨された操作限度値を超過していないことを確認します。最小/最大トラッキングモニタは出力温度を監視し、プロセスの品質を維持するために最適な温度を超過しないようにすることができます。

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EMF 補償

EMF 補償

EMF 補償により、誘導電圧による測定精度への影響を防ぎます。RTD 測定ループでは、EMF として知られる小さな電圧をセンサワイヤに誘導し、実効抵抗を増加させ、誤った温度の読み取りを引き起こす恐れがあります。EMF 補償診断機能は、モータ、校正装置、腐食端子、損傷したセンサワイヤなどの外部要因により一般的に引き起こされる誤った電圧を検出・除去します。

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過渡フィルタ診断のオペレーター・トレンド・ビュー

過渡フィルタ

過渡フィルタ診断機能により、センサの断続的変化が精度に影響しないようにします。高い振動や騒音の多い環境にさらされると、温度センサは誤った温度スパイクを報告するおそれがあります。過渡フィルタは、間違った断続的な温度測定値を認識・拒否し、誤った温度スパイクをフィルタリングしてプロセス制御の中断を最小限に抑えます。

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世界の電圧図表

ライン電圧フィルタ

ライン電圧フィルタは、AC電圧の影響から温度測定を保護します。温度センサは 50Hz または 60Hz の AC 電圧源からのノイズを容易に拾うことがあり、トランスミッタはこの AC 電圧の干渉を測定の一部として解釈し、誤った温度測定を引き起こします。ライン電圧フィルタは、AC電圧からの干渉を識別してノイズを除去し、より正確な読取値を実現します。

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温度伝送器

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