DeltaV SIS - 統合
安全計装システムの「統合」と「分離」の両立。
安全計装システムの「統合」と「分離」の両立。
DeltaV™ およびDeltaV SIS™ システムは、プロセス制御と安全計装の統合システム（ICSS）としてエンジニアリング、メンテナンス、運転環境の統合を実現します。 このアーキテクチャは統合と分離を両立しているため、一方に極端に偏ることなく完全な統合と完全な分離が実現します。
このシステムは、IEC 61508 と IEC 61511 規格で求められる分離の要件に準拠しています。
データマッピングと面倒な通信インターフェイスを気にする必要はありません。 統合と分離の両立を実現したアーキテクチャにより、DCSとSISの強固な統合を可能にしながら、保護レイヤー内で分離を維持し続けます。
システムには、同じエンジニアリングと操作ワークステーション、ルック・アンド・フィールツールがあります。 このシステムでは、セキュリティエンジンを完全に独立することが可能になり、DCSとSISの両方に独立した権限を作成できます。 SISにアクセスできるのは、資格のあるユーザーのみとなります。
DeltaV SIS™ の電源、通信チャンネル、ハードウェア、およびリアルタイムオペレーティングシステムは、基本プロセス制御システム（BPCS）から物理的に分離・独立しています。 これにより、IEC 61508とIEC 61511規格で求められる分離の条件が維持されます。 DeltaV SISは安全に関連するデータを自動的に監視、制御、収集します。
オペレーターインターフェースには、情報に簡単にアクセスできる標準機能が搭載されているため、安全運転に効果の高い環境が実現されます。 オペレーターがDeltaV制御システムを使用するときに基本プロセス制御システム（BPCS）とSISの両方に共通した運転環境を使用することにより、プラントをより効率的に運転することができます。
エンジニアリングソフトウェアを使用すると、ハードウェア設定、システム設定、変更管理、ヒストリ機能など、DeltaVシステムおよびDeltaV SISのあらゆる要素を管理することができます。 DeltaV SISはセーフティロジックソフトウェアでセキュリティを適切に維持し、セーフティロジックの変更管理を容易にします。
CHARMスマートロジックソルバー（CSLS）
CHARM のテクノロジーは 新しいプロセス安全システムのメリットを拡大します。
スマートロジックソルバーハードウェア（SLS）
モジュール式分散型アプローチに加え、スマートなフィールド連携が、最新のプロセス安全システムの基盤となっています。
