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Rosemount™ 708 ワイヤレスアコースティック伝送器について

WirelessHART® ネットワークで音響レベル、温度、機器データ、イベント状態を通信し、ホストシステムへ統合します。

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Rosemount 708 ワイヤレスアコースティック伝送器とは

WirelessHART 技術を用いて設計された Rosemount 708 ワイヤレスアコースティック伝送器は、スチームトラップと圧力逃がし弁(PRV)を監視します。 この機器は、イベント状態および漏れ検出と共に、音響レベル、温度、および機器データも正確に通信します。 スチームトラップの健全性監視ソフトウェアにより、費用対効果の高いインストールが実現し、ホストシステムとデータ履歴を簡単に統合できるので、スチームトラップの状態、エネルギー使用と放出についての詳細を把握することが可能になります。

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仕組みについて

ワイヤレスネットワークを介して重要なデータを送信する多変数伝送器は、熱電対と35~45 KHz の範囲のピーク感度を有する超音波センサが一緒になっています。 超音波センサは、スペクトル全体の平均信号の振幅の相対的測定を公開し、このカウントは、スチームトラップまたは圧力逃し弁の評価に使用されます。 また、この伝送器は装置の脚に固定した管の表面温度を測定することもできます。

非侵入式で配管の外側に取り付けできるよう設計されたワイヤレスアコースティック伝送器は、設置、校正、メンテナンスが迅速に容易にできます。 付属の取り付けバンドを使用して直接プロセス配管に取り付けることができるので、配管を切断したり設定を変更したりする必要はまったくありません。 電源モジュールは、長寿命が特徴です。交換が必要な場合も伝送器を取り外すことなく交換可能なので、設置、メンテナンスが簡単です。

自己組織型、自己修復型メッシュネットワークとして、WirelessHART® テクノロジは、いずれの機器に対しても最高の通信経路を検索して、管理するように設計されています。 このソリューションは、信頼性の高いワイヤレスアーキテクチャを採用して既存のホストシステムにシームレスに統合し、同時に、業界規格のプロトコルを使用してホストシステムとのインターフェイス可能なゲートウェアで有効になるように設計されています。 この埋め込み型階層化セキュリティが、ネットワークとデータの伝送の安全性を確実にします。

ストリームトラップの年次検査は、数週間または数カ月にわたる不具合や漏洩の未検出となります。 そして、音響聞き取りをする手動の方法は、不正確で高価です。 比類のない温度測定と超音波測定を使用することにより、この音響伝送器は、特殊なスチームトラップ監視ソフトウェアと共に、迅速な修理と交換のために、トラップの健全性および不具合をリアルタイムで識別します リスクが高い領域での手動による巡回が減り、機器の損傷が防止され、安全性と生産性が改善します。 

圧力逃し弁 (PRV) の巡回点検は時間をがかかり、手作業のため正確さに欠けるところがあります。音響伝送器を活用すると、重要な PRV の連続的なリアルタイムのアラート、状況監視が可能になり、機能不良や漏れを素早く検出して対応できるため、環境規制に対するコンプライアンスを向上させることができます。 リリースの開始、停止、およびその期間についての情報が、記録や報告用の通知と履歴がある場合には、確実にオペレータに送信されます。  

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