タンクゲージの温度および水尺レベルについて

Rosemount 765 センサが石油表面より下のすい尺レベルを計測し、オンラインで換算在槽計算に入力値を提供します。 765 センサにはオープンとクローズドのバージョンがあります。 オープンバージョンは原油に、クローズドバージョンは軽油などの軽燃料に適しています。 このセンサは、マルチスポット温度センサと一緒に取り付けられ、1 つの要素が水位プローブ内部に取り付けられることがあります。これは低水位での測定を可能にするためです。

Rosemount 566 センサには、タイプ A のエレメントが装備されており、LNG タンク内での測定など低温に適します。 スポットエレメントはステンレス鋼チューブに入っており、センサ内の水分の結露を防ぐため、アルゴンガスが充填されています。 センサを圧力下のタンクで使用する場合は、周囲圧力を保ったサーモウェルで保護する必要があります。 

Pt-100 偏差は、最高 16 要素についてのコンピュータ制御校正を使用して排除することができます（4 線オプション）。 各要素は、1 つまたはいくつかの温度ポイントの非常に正確な基準要素と比較されます。

Callendar–Van Dusen 定数が計算され、証明書に使用され、Rosemount 2240S 温度伝送器に Rosemount TankMaster を介して入力されます。 この結果は、約 10 倍良好な精度、0.025 °C (0.045 °F) が得られることになります。

スポット温度センサは、タンク計測用途で中程度の精度が要求される容量測定または設置の制約上多点温度センサが使用できない場合に使用されます(例：サーモウェル付きLPGタンク)。 644 温度伝送器は、Rosemount 65、68 または214C のシングルスポット温度センサを伝送器に取り付けた形でご注文いただけます。