ASCO 588シリーズマニホールドは、医療機器メーカの設計・組立時間の短縮と、エネルギー効率、製品寿命、デバイスの信頼性を向上させます。 高解像度画像
ASCO 588シリーズマニホールドは、医療機器メーカの設計・組立時間の短縮と、エネルギー効率、製品寿命、デバイスの信頼性を向上させます
ニュージャージー州フローラムパーク。(2023 年 7 月 19 日)– エマソンは、ASCO™ 588 シリーズ 定置型酸素濃縮器用マニホールドを発表しました。これは、人工呼吸器の設計を最適化し、製品の市場投入までの時間を短縮するように設計された、医療業界初の集約マニホールドソリューションです。酸素濃縮器は、必要な患者様に迅速に届けられなければなりません。更にすぐに使用でき、確実に動作することが重要です。588 シリーズマニホールドは、医療機器の設計・組立を効率化し、医療機器のエネルギー効率、製品寿命、信頼性を高めるよう特別に設計されました。
集約マニホールドがない場合、医療機器メーカは酸素濃縮器の流路にバルブを個別に取り付け、専用チューブを各オリフィスに接続する必要があります。小型・軽量構造の 588シリーズ マニホールドは、酸素濃縮器の流路に簡単に統合することができ、医療機器メーカの設計・組立時間を大幅に短縮します。588 シリーズには、堅牢な汎用バルブが 2 つ搭載されており、これらがコンプレッサとシーブとの間を流れる空気の流量を正確に制御します。マニホールドは流体経路に簡単に固定でき、タケノコ継手設計によりチューブが接続しやすくなります。
「慢性呼吸器疾患を抱える患者様にとって、酸素濃縮器は健康と幸福に欠かすことができない医療機器であるため、いつでも使用できる状態にしておくことが極めて重要です。しかしながら、最も重要な要素の 1 つであるインテリジェント設計の流路は、開発に時間がかかります」エマソンの分析および医療用製品マーケティングマネージャーの Thomas Beck はそのように述べています。 「当社の流路エキスパートは、医療メーカの時間と生涯コストの節約を可能にする低消費電力および堅牢なソリューションを設計しました。医療機器メーカは、数本のチューブを接続するだけで集約マニホールドを短時間で簡単に取り付けることができます」
588 シリーズは設計と組立を簡素化するだけではなく、医療機器のエネルギー効率と信頼性を向上させ、製品寿命を延長することにも一役買っています。マニホールドのコンパクトな設置面積は、性能を保ちながら、医療機器の小型化を可能にします。バルブの低電力消費が機器のバッテリー寿命と充電間隔を延ばすため、医療機器メーカは競合他社の製品と差別化を図ることができます。また、信頼性の高いバルブにより、酸素濃縮装置の長寿命化、装置の生涯コストの抑制が可能となっています。
ASCO 588 定置型酸素濃縮器用マニホールドに関する詳細は、https://www.emerson.com/en-us/catalog/asco-588 を参照してください。