セント・ルイス(2023 年 9 月 27 日)– Emerson(NYSE: EMR)は本日、Emerson のコーポレート・ベンチャー・キャピタル部門である Emerson Ventures を通じて、ION Factory オペレーティングシステム(OS)でロサンゼルスを拠点に製造工程の変革を手がけるスタートアップ企業である First Resonance に戦略的投資を行ったことを発表しました。
Emerson の投資は、Emerson Ventures の付加価値戦略的投資アプローチを通じて、さまざまな業界の企業の日常業務、生産からサプライチェーンの調達や品質など、近代的業務の強化にワークフローを関連付けることを可能にする First Resonance の ION Factory OS のさらなる成長と進展を支援します。
「グローバルオートメーションのリーディングカンパニーとして成長を加速する中で、Emerson は、世界を変えるソフトウェアとテクノロジーの開発に対応できる革新的な企業を常に探しています。この戦略的投資により、Emerson のオートメーションに関する深い専門知識と、企業によるテクノロジーの近代化、プロセスの自動化、将来の変革的な製品の構築を支援する First Resonance のオペレーティングシステムが統合されることになります」と、開発およびイノベーション担当副社長兼 Emerson Ventures の代表である Thuerson Cromwell 氏は話します。
ION は、メーカーにデジタルスレッドを装備するディスクリート 製造プラットフォームで、コラボレーションを改善し、もっと自由に情報を移動し、データの力を利用して、品質の向上と納期の短縮につながるインサイトを提供するためのツールを提供することによって、障壁の除去をサポートします。
「First Resonance のミッションは、Emerson のイノベーションに焦点を当てて、革新的な製品を構築するメーカーをサポートするという継続的な取り組みと一致しています。私たちは、気候およびエネルギーから新しい形態の輸送、宇宙探査、ロボット工学に至るまでの伝統産業と新興産業の両方で最も差し迫ったグローバルな課題に企業が取り組めるようにします。当社は今後も、当社の従業員、ION Factory OS、Emerson の支援を通じて、何千人ものエンジニア、オペレータ、メーカーが、将来を繋ぎ、堅固なものにできるようサポートを続けます。」と、First Resonance の共同設立者兼 CEO のKaran Talati 氏は話します。
Emerson について
Emerson (NYSE: EMR) は、世界の基幹産業に革新的なソリューションを提供する、テクノロジーとソフトウェアのグローバル企業です。Emerson は、AspenTech の過半数株式を含む主要なオートメーション関連のポートフォリオにより、ハイブリッド型、プロセス型、ディスクリート型のメーカーが、業務の最適化、人員の保護、排出量の削減、サステナビリティの目標達成を実現できるようサポートしています。詳細については、 Emerson.comをご覧ください。
First Resonance について
宇宙船、発電所、ロボットなどの世界を定義するハードウェアを構築する次世代メーカーが利用する First Resonance は、柔軟性と品質のトレーサビリティが成功の鍵である先見性のある企業にソフトウェアを提供します。First Resonance の ION Factory OS を使用すると、エンジニアは、複雑な試作からシームレスな生産に迅速に移行できるため、開発サイクルが加速します。ION Analytics を使用すると、意思決定者は、製造プロセスのボトルネックをリアルタイムに把握できるため、迅速かつ大規模な反復が可能になり、市場投入までの時間が短縮されます。First Resonance の詳細については、https://www.firstresonance.io をご覧ください。
将来予測に関する記述および注意書き
厳密には通事的でない本プレスリリース内の記述は「将来予想」であって、リスクと不確実性を伴う可能性がありますが、Emerson は記述を更新してその後の展開を反映する義務は負いません。これらのリスクおよび不確実性には、当社が SEC(米国証券取引委員会)に提出した最新の Form 10-K(年次報告書) およびその後の報告書に記載されているとおり、策定された契約条件を正常に満たす当社の能力、および提案されている National Instruments の取引、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行とロシア・ウクライナ戦争が及ぼす範囲、期間、最終的な影響、経済や通貨の状況、市場の需要(パンデミック、石油・ガスの価格の下落・変動に関連するものを含む)、価格設定、知的財産の保護、サイバーセキュリティ、関税、競争的要因や技術的要因、インフレなどによる財務上の影響が含まれます。