エマソンの新しい Energy Manager ソリューションは、メーカー各社におけるエネルギーコストと二酸化炭素排出量の最大 30 % の削減、リアルタイムでの電力監視、廃棄物の識別と最小化を支援します。 高解像度画像
Energy Manager は、リアルタイムの使用状況を追跡、電力監視を簡素化することで、エネルギーの無駄を最小限に抑え、CO2排出量を最大 30 % 削減を目指します。
ニュージャージー州フローラムパーク(2024 年 11 月 4 日)- エマソンは、新しい Energy Manager ソリューションを発売しました。ハードウェアとソフトウェアは事前設計されており、短時間のセットアップで使用可能です。また直感的な操作により、産業用電力監視を簡素化します。設備のエネルギー使用状況をリアルタイムで監視するため、メーカーはエネルギー使用状況と運用コストを詳しく把握でき、二酸化炭素(CO2)排出量を削減しながら、エネルギー効率を最大限まで高めることができます。
OEM メーカー、産業メーカー、消費者向け製品(CPG)会社や飲食メーカーなど、大半のメーカーは、エネルギー使用量を削減し環境への影響を軽減すると同時に生産力を高めることを、非常に強く迫られています。しかし産業機械はアイドリング中も多くの電力を消費しています。効率性とサステナビリティの目標を達成するために、事業者は施設のエネルギー使用状況を可視化し、無駄を削減する必要があります。
エマソンの Energy Manager ソリューションはエネルギー測定結果をリアルタイムで提供し、プラント管理者は詳細な数値を迅速に確認することで、アイドリング中の消費量やピーク負荷などを把握できます。ダッシュボードは使いやすく、最大 10 ヶ所のエンドポイントで設備毎のエネルギー使用状況、関連コスト、CO2 排出量を表示します(ライセンス 1 件の追加で、エンドポイントを 50 ヶ所に拡張可能)。
このような優れた可視性により、事業者はアイドリング中の機器を特定し、オフピーク時の機器稼働スケジュールを最適化することで、プラント全体の電気使用量を減らし、全体的なユーティリティコストを大幅に削減できます。大抵の施設では、エネルギーの無駄を最大 10~30 %、二酸化炭素排出量を最大 15~30 % 削減できます。
拡張性が高く、既存のエネルギーメータとの統合が容易なため、簡単に運用を開始し、迅速に投資を回収できます。PACSystems™ RXi2-BP 産業用 PC などのエッジハードウェアがプリインストールされた状態で提供されるほか、仮想化環境にインストール可能なスタンドアロンのアプリケーションとしても使用できます。
エマソンのディスクリート・オートメーション・ビジネス担当インテリジェントオートメーション製品マネージャー、Eugenio Silva は「エネルギーコストと排出量に関する、正確で信頼できる監視能力は、組織にとって非常に貴重なものになっています。」と述べています。「当社の新しい Energy Manager ソリューションにより、オペレータ、施設管理者、企業のサステナビリティチームは、エネルギー消費状況と運用コストを可視化することで、より詳細を把握できます。これにより、企業は目標を達成し、規制を遵守して、確実に環境への影響を低減できます。」
より広範囲の媒体とユーティリティを監視する必要がある場合は、Energy Manager をエマソン Compressed Air Manager と組み合わせると、生産ライン、工場、施設全体の機器のエネルギーコストと圧縮空気の使用状況をわかりやすく整理して表示できます。
新しい Emerson エネルギーマネージャソリューションの詳細については、https://www.emerson.com/en-us/catalog/emerson-energy-manager をご覧ください。