エマソンの新しい AVENTICS™ DS1 露点センサは、露点、温度、湿度、空気の質をリアルタイムで監視し、信頼性を高め、ガスプロセスにおける結露問題を防止します。 高解像度画像
露点、温度、湿度、空気の質の値を監視する産業用センサである AVENTICS DS1 は、機器における結露、凝縮問題を防止に役立ちます
ニュージャージー州フローラム・パーク発(2025 年 1 月 9 日)- エマソンは本日、新しくAVENTICS™ DS1 露点センサを発表しました。これは、1 つのデバイスで圧縮空気やその他の非腐食性ガスの露点、温度、湿度レベルなどの品質をリアルタイムで監視する唯一の産業用センサです。DS1 は、オペレータが過剰な湿気を早期に検出して対処し、湿度に関連する機器の損傷を防ぐのに役立ちます。このように空気の質を最適化することで、オペレータはプロセス管理の向上、空気圧コンポーネントの寿命の延長、規制の遵守、メンテナンスや計画外のダウンタイムの削減を実現することができます。
空気圧システムは、医薬品、食品、飲料から半導体や自動車に至るまで、ほとんどの業界の工場全体の製造プロセスを強化します。空気圧システム内の湿度が過剰になると、コンポーネントが腐食したり、製品の整合性がとれなかったり、プロセスが不安定になったりなど、さまざまな問題が生じる可能性があります。
産業用センサのほとんどが湿度のみを監視しますが、DS1 は露点の監視を正確に行うため、メーカーは、重要な値を継続的に追跡して過剰な湿分に対処することによって悪影響が生じるのを防ぐことができます。例えば湿分は、コンポーネントを腐食させ、可動部品の潤滑状態を失わせ、切り替えと反応のタイミングを遅らせるなど、プロセスの信頼性に影響を与える可能性があります。
圧縮空気が医薬品や食品など口に入れる製品と接触する場合も、空気の質が理想的であることが重要です。圧縮空気中の湿分は、変色、質感の不均一、細菌の増殖を引き起こす可能性があります。DS1 は、施設が安定した露点を維持し、製品の品質を保護するために必要な重要なデータを提供します。また、空気の質に関する規制がある場合、DS1 は企業が要件を満たし、コンプライアンスを維持するサポートをします。
「圧縮空気の品質と圧縮空気ラインの湿分レベルをより確実に管理することで、あらゆるメーカーは、共通するさまざまな凝縮関連の問題とそのコストの発生を防ぐことができるようになります新しい AVENTICS DS1 露点センサを使用すると、オペレータは 1 つのデバイスでリアルタイムに空気の質の変化を検出できるため、生産を最適化し、プロセス全体の信頼性を向上させるために必要な調整を迅速に行うことができます。」と、エマソンのディスクリートセンサ製品のマーケティングマネージャ、Manuel Goerbert は話します。
DS1 露点センサは、産業向けデジタルトランスフォーメーション戦略をサポートするために、AVENTICS シリーズ AS3 や AVENTICS シリーズ 652 空気処理ユニットなどの既存システムに容易に統合し、Modbus TCP(PoE)を介してネットワークに接続することができます。統合型露点センサの主な利点の 1 つは、プロセスそのものから遠く離れていて、条件が大きく異なる可能性のある圧縮空気が生成される場所ではなく、プロセスの近くにセンサを配置して条件を追跡できることです。
センサエレメントは結露耐性があり、長期的なドリフト防止性能を実現します。応答時間が速い DS1 の測定値には、圧力露点、温度、相対湿度、絶対湿度、湿分、湿分 V/V、蒸気部分圧力、大気の露点が含まれます。DS1 はまた、窒素、酸素、アルゴン、ヘリウム、六フッ化硫黄など、その他の非腐食性ガスにも適しています。
新しい AVENTICS DS1 露点センサに関する詳細については、https://www.emerson.com/ds1 にアクセスしてください。