エマソンの DeltaV™ version15 Feature Pack 3。High resolution image
DeltaVのアップデート、PROFINET S2 デバイスのサポート、より柔軟なオペレータートレーニング機能、およびHMIに対する堅牢な変更管理が特徴
テキサス州オースティン(2025 年 3 月 25 日)– 高度な自動化ソリューションを提供する業界のテクノロジーリーダーであるエマソンは、分散制御システム向けの けの DeltaV バージョン 15 Feature Pack 3 の更新により、DeltaV™ オートメーションプラットフォームをさらに拡張します。Feature Pack 3 の新機能は、ユーザが、PROFINETシステム冗長性を通じてイーサネットベースのフィールドデバイスネットワークの可用性を改善できるよう支援します。本機能強化により、ユーザーの業務が改善され、変更内容を追跡し、社内および規制当局の両方のバージョン管理向けの検証レポートを作成することができるようになります。さらに、新しいシミュレーションの機能強化により、簡単に従業員のスキルアップができるトレーニング オプションが継続的に改善されます。
「DeltaV バージョン 15 Feature Pack 3 は、現代のプロセスメーカーが現在および将来の業界の課題に対応できるように支援する新しい機能を提供します」と、エマソンのプロセスシステムおよびソリューション事業のテクノロジー担当VPである Claudio Fayad は述べています。DeltaV のメジャーリリースの間のこの定期的な機能パックの頻度により、ユーザーが制御システムソフトウェアの新機能に伴うプロジェクトの節約と運用効率をより迅速に実現できるよう支援が継続されます。
最新の Delta V リリースは、ますます複雑化する動作環境に適応するための柔軟性の向上を実現する、実証済みの技術を統合するソフトウェア定義型のオートメーションシステムへと向かう進化の継続を示しています。 DeltaV バージョン 15 Feature Pack 3 を使用することで、ユーザーは待望の IQ コントローラ向けのインフラストラクチャにアクセスできるようになりました。このコントローラは、最も要求の厳しいプロセス制御アプリケーションで性能を発揮するサーバーベースの環境に展開されているフォールトトレラントで、モジュラー型のソフトウェア定義型コントローラです。
DeltaV PK コントローラは、現在、コントローラ切り替えの間のレジリエンスを高める S2 システムの冗長性をサポートします。さらに、PROFINET S2 デバイスに対する PK コントローラのサポートにより、プロセスの変更により対応しやすくなり、担当者が品質向上と生産の増加を実現できるようになります。
Feature Pack 3 では、 DeltaV Live 向けのバージョン管理も追加され、ライフサイエンス業界など、規制が厳しい製造分野における DeltaV インストールに最も適切な最新の変更管理および監査証跡ソリューションが提供されます。ユーザーは、カスタマイズについてグラフィックをチェックし、グラフィックやその他のヒューマンマシンインターフェースの要素に誰が変更を加えたかを直感的に分析し、変更が加えられた理由を特定できます。さらに、バージョン管理レポートをカスタマイズし、監査文書用に簡単にエクスポートできます。
Feature Pack 3 の DeltaV Simulate トレーニングおよび開発スイートへの機能拡張は、仮想マシン コントローラベースのシミュレーション機能を改善し、オフラインでの開発やテストを簡単にすると共に、効果的なオペレータートレーニングを可能にします。新しい「保存と復元」のスナップショット機能により、インストラクタは、オペレーターに異なる選択肢がオペレーションに与える影響を示すことにより、トレーニングの質を高めることができます。
DeltaV バージョン 15 機能パックは、5 月 19~22 日にテキサス州サンアントニオで開催される Emerson Exchange 2025 で展示されます。