Rosemount CT4215 はレーザ技術による食品および飲料向けの漏洩検出システムで、すべてのパッケージの品質と密封の完全性を向上させます。 高解像度画像
エマソンの Rosemount CT4215 はレーザ技術で漏洩を検出し、生産ラインの速度を落とさずに欠陥品を除去します。
米国ミネソタ州シャコピー（2018年7月23日） – 食品および飲料業界においてあらゆるレベルで品質を高める要求に答え、エマソンは、 Rosemou CT4215 食品および飲料漏洩検出システムを導入しました。 Rosemount CT4215 は、品質と安全性の保証を支援する量子カスケードレーザ／波長可変半導体レーザ（QCL/TDL）を使用した連続、インライン検出システムで、食品および飲料製品の生産量を最大にし、製品の廃棄を減らします。 Rosemount CT4215 は、生産ライン上のすべてのビンのまたは包装のシールおよび完全性をテストして、わずか0.3 ｍｍの感度で漏れを検出し、欠陥品を生産ラインの速度を落とさず除去します。 この点が従来型との大きな違いです。時々サンプルを採取する旧い方式は、製造メーカが低品質で安全性に欠ける製品を生産してしまう状態に陥りやすく、利益率の低下や評判を損なう危険性をはらんでいました。
「業界は、新鮮さと安全性に対する消費者の意識の向上に影響され、メーカは効率の維持あるいは改善を目指しながら、自社の品質を保証できるソリューションを必要としています」とエマソン・オートメーション・ソリューションズのグローバル漏洩検出製品マネージャーである Peter Watmough は語ります。 「Rosemount CT4215 は簡単な設置、簡単な使用、新鮮さと安全性の保証を包装業者に提供します。 食品と飲料包装業者がすべての包装とビンの漏洩検出を生産速度を落とさずにできるのは初めてです」。
Rosemount CT4215 は、小型、自給型装置の形で、食品または飲料の製品ラインに直接設置されます。 トレイ、パウチ、袋、ビン、箱向けにカスタマイズ可能なサンプリングヘッドにおより、広範囲で利用できます。 特許取得済の QCL レーザ技術が食品と飲料方法に含まれる CO2 やその他のガスを測定します。 高流量の真空ポンプが包装またはビンの回りから空気を引き入れ、この空気を測定セルに送ります。 漏れを発生している製品からのガスが測定セルを通過すると、レーザ光線の一部を吸収します。 検出器に到達するレーザ光線が少ないことは、漏れがあることを意味します。 漏洩が検出された場合は、包装またはビンが除去されます。 システムで必要な消耗品は少なく、費用を抑えて稼働でき、必要なのは定期的なメンテナンスのみです。 新規、或いは既存の生産ラインに簡単に設置できます。
食品と飲料の包装メーカが、自らの施設が最高品質であると保証できるのは初めてであり、返品と欠陥品に起因する違約金を排除できるばかりでなく、生産上の問題を見つけ数分で解決することも可能です。
Watmough によれば、「Rosemount CT4215 は、食品または飲料のパッケージング施設を現状の消費者とスーパーマーケットの要求に適う状態に、迅速に改善します」。
Rosemount CT4215 の詳細については、www.Emerson.com/RosemountCT4215をご覧ください。
