Clair Ridge を安全に立ち上げた後、エマソンは遠隔監視を可能にし、リアルタイムデータを提供して英国のオフショア設備の生産を最大化させます
AUSTIN, TEXAS (May 6, 2019) – グローバルな技術およびエンジニアリングのリーダーであるエマソン (NYSE: EMR) は、Clair Ridge プラットフォームと Glen Lyon の浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)から安全で最適化された生産を保証するための予兆保全と操業サポートサービスを提供する目的で、BP と 5 年間の契約を締結しました。
2018 年末に初の石油開発を達成した Clair Ridge プロジェクトの主な自動化請負業者として、エマソンはその高度な統合制御および安全システムの実装を担当しました。また、2 つのブリッジリンク・プラットフォームの安全で効率的な操作を保証するための測定および制御装置も提供しました。BP は、コストを削減し、複雑さとリスクを軽減し、後期の変化に対応できるようなプロジェクト目標を定義するために、エマソンの「プロジェクトの確実性」方法論とコンサルティングを使用しました。
エマソンのクラウドエンジニアリングサービスは、最新のテクノロジの使用で、グローバルプロジェクト担当者が共通の仮想化環境で設計、開発、およびテストをリモートで共同作業できるようにしました。これにより、プロジェクトの変更やテストを効率的かつ遠隔で管理できるようになり、出張、時間、コスト、およびプロジェクトのリスクが軽減されました。
エマソンは、新しい高忠実度動的シミュレーションモデルを使用してBPオペレータをトレーニングし、システムが稼働する前に実社会のシナリオを体験できるようにしました。これにより、異常な状況に効果的に対処し、最初の石油採掘遅延の可能性がある操業上の問題を解決できるようになります。
「これは BP とのコラボレーションの一例であり、長期間にわたり安全で最適化された生産を確実にするため、実証済みの技術と最高の専門知識を組み合わせることへのコミットメントです。」 と、エマソン・オートメーションソリューション事業のエグゼクティブプレジデントである Lal Karsanbhai は語ります。
エマソンの継続的な操業サポート、Clair Ridge および Glen Lyon の遠隔監視および予兆保全は、エマソンのPlantweb™ デジタルエコシステムテクノロジ、プラントの要員に適切なリアルタイムの生産データおよび分析を提供するソフトウェアおよびサービスに依存しています。これには、DeltaV™ の統合制御および安全システム、AMS アセットマネジメントソフトウェア、計測および制御装置が含まれます。これらはすべて BP が現場で業務を管理すると同時に、生産および設備の健全性を陸上から監視するのに役立ちます。
Clair Ridge は、BP とその共同ベンチャーパートナーであるコノコフィリップス、シェブロン、シェルからの数十億ポンドの投資によって開発されました。プラットフォームの建設は 2016 年に完了し、初採掘は2018年11月23日に発表されました。
Clair Ridge は40年間の生産を目標として設計されています。この開発は6億4000万バレルの石油埋蔵量を目標としており、ピーク時の生産量は1日当たり約12万バレルの石油と予想されています。
詳細については、Emerson.com/Offshore を参照してください。