UGent/HOGENT の醸造・発酵科学技術研究所で、学生と研究者は、一般的な醸造分析にさまざまな計測器を活用し、試験醸造所(60L)で試験を行うことができます。
写真 ©Layla Aerts.高解像度画像
ゲント大学とホーゲント大学が、エンジニアに高度なデジタルオートメーション技術を習得できる教育を実施
セントルイス発(2020 年 2 月 10 日) – テクノロジー & エンジニアリングの世界企業であるエマソン(NYSE: EMR)は、本日、機器およびサポートサービスの提供を含め、試験醸造所の改修、自動化、近代化を図るため、ベルギー王国ゲントのゲント大学(UGent)およびホーゲント大学(HOGENT)とパートナーシップを結ぶことを発表しました。両研究機関には共通の醸造研究グループがあり、醸造・発酵科学技術研究所を持っています。この研究所では、次世代の労働力を育成し、技術的な格差を埋め、地域の醸造産業全体でデジタルトランスフォーメーションを実現するため、最新のデジタルオートメーション技術を採用して実地訓練を提供しています。クラフトビールの需要増加のペースに対応するには、テクノロジーが鍵を握ります。
このプロジェクトは、エマソンの高等教育機関とのコラボレーション戦略はもちろん、両校と協力することで、フランダース、ベルギー、ヨーロッパ全土において国際競争力の高いクラフトビール醸造および醸造産業を育成する取り組みも拡張するものです。地域の学生とステークホルダーは、高度なオートメーション技術と発酵科学の知識を手に入れ、スキルの高い労働力育成を支援していきます。
研究所内に新しく改修された試験醸造所では、学生、研究者、技術専門家を集め、安全な学習環境で対話しながら次世代のオートメーション技術の使い方を訓練します。
「私たちは、将来のデジタル労働力の育成を支援しながら、醸造産業での教育、イノベーション、多様性を促進することに力を入れています」と、エマソンオートメーションソリューションズ事業部プレジデントである Roel Van Doren は語ります。「ゲント大学(UGent)およびホーゲント大学(HOGENT)との強固なパートナーシップが継続することを期待します」
センターが完成すると、DeltaV™ 分散制御システム、Micro Motion™ コリオリ流量計、Rosemount™ 無線計装技術、Fisher™ 制御バルブ、伝導率/pH/濁度計算用アナリティクスソフトウェアなど、エマソンの産業用 IoT(IIoT)向け Plantweb™ デジタル・エコシステム・ポートフォリオの各要素が醸造オートメーションで使用されることになります。中には、70 km 離れたディーゲムにあるエマソンのベルギー事業所から技術者がシステムをモニタリングするためのリモート診断機能も含まれます。
UGent および HOGENT は、テクニカル・コミュニティ・カレッジから学部レベルおよび大学院レベルの 4 年制大学プログラムまでを兼ね備えた、世界中で 350 を超える教育機関の 1 つです。Emerson は、デジタルオートメーション技術の分野におけるスキルギャップを埋めるため、パートナーシップを結びました。エマソンは、産業界と高等教育機関の両方と協力することにより、教育、革新、多様性の向上に専念しています。
エマソンの醸造ソリューションの詳細については、 Emerson.com/brewing をご覧ください。