シビアサービスナイフゲートバルブ Clarkson KS1 は、バルブの耐用年数と保守間隔を延ばし、過酷なスラリーアプリケーションのトータルコストを削減するように設計されています。
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エマソンのナイフゲートバルブ ClarksonTM KS1 は、厳しいスラリーサービス向けに設計された双方向、フルボア、ASME Class 150 のバルブです。高度な特許取得済みのシーリング構造は、確実な遮断性および稼働時間とスループットの向上を可能にします。
ネバダ州リノ(2021年4月13日) – エマソンは本日、鉱山、オイルサンド、紙パルプ事業者が最も要求が難しいスラリープロセスの生産性を高めるために設計された新しい ナイフゲートバルブ Clarkson KS1 を発表しました。
新しいナイフゲートバルブは、精密に成形されたエラストマーシートとゲートの周囲に特許取得済みのゲートエッジシール設計仕様です。頑丈なシートは、標準設計のOリングと比較して、バルブの接触面とシール能力を向上させ、長いライフサイクルに亘って優れた遮断性をもたらします。
バルブはフルポートにて口径内に突部がなく、過酷なスラリー条件ででも流体が流れるように最適化設計されています。バルブによる乱流を最小限に抑えられ、バルブと下流機器の摩耗が減少します。シート保護のために、リバーシブルで交換可能なリングスリーブがバルブ両側に標準装備されておりメンテナンス間隔を延長します。
KS1 の設計時には、メンテナンスが最重要事項でした。バルブは、標準の工具とすぐに利用可能なスペアパーツで修理できます。ゲートエッジシールへの圧力を自己調整するように、外部からのパッキングシステムで調整できます。KS1 は、MSS SP-135 規格の面間寸法に準拠するよう設計されており、交換取付や設置済みバルブからのアップグレードが可能です。
Clarkson KS1 は、2インチから30インチのサイズで多様なフランジ仕様、 ASME Class 150は 圧力範囲290 psi、周辺温度最大 300°F までのシビアサービスに耐えられるよう造られています。研磨性および腐食性の高いプロセス仕様条件に対応するための代替材質も利用可能であり、さまざまな自動化オプションを適応できます。
「Clarkson KS1 は、尾鉱プラントなどの過酷なスラリープロセスの事業者にとって魅力的なイノベーションです」と、エマソンのナイフゲートバルブ事業ディレクターであるマイクゴードンは述べています。「このバルブは、これらの過酷な環境での確実な遮断性を目的に専用に設計されているため、プロセスは中断することなく長時間稼働し、スループットを向上させ、バルブのメンテナンスコストを最小限に抑えます。」
シビアサービスナイフゲートバルブ Clarkson Model KS1の詳細については、 Web サイトをご覧ください。
https://www.emerson.com/en-us/catalog/clarkson-ks1