CPE 200 シリーズのコントローラは、高速の 1GB イーサネットを使い各種デバイスに接続できるよう、OPC UA セキュアプロトコルや他の一般的な産業用プロトコルによるオープン通信を提供します。
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PACSystems RSTi-EP CPE200ファミリーは、内蔵のセキュリティ、オープン・プロトコル、およびすぐに使える高性能によって、コストと時間を節約します
テキサス州オースティン(2022 年 5 月 26 日) – ソフトウェア、テクノロジー、エンジニアリングのグローバルリーダーであるエマソンは本日、PACSystems™ RSTi-EP CPE 200 プログラマブル・オートメーション・コントローラ(PAC)のリリースを発表しました。コンパクトなPACの新ファミリーは、ソフトウェアエンジニアリングの専門家の必要性を最小限に抑えることで、OEM(相手先ブランド製造)が顧客の要求をうまく満たすことを支援します。CPE 200コントローラは、大型のプログラマブルロジックコントローラ(PLC)機能を、小型でコスト効率の高いIIoT対応のフォームファクタで実現するため、機械メーカーは価格のために性能を犠牲にする必要がありません。
競争力を維持するために、今日のOEM機械メーカは、分析をサポートし、効率、スピード、品質の向上を通じてエンドユーザーに競争力を与える準備が整った装置を提供する必要があります。しかし、メーカーがマテリアルハンドリング、ライフサイエンスなどの革新的なソリューションを開発するにつれて、顧客が必要とする性能、セキュリティ、柔軟な接続性を備えた機械制御システムを予定どおりに予算内でプログラムして提供するのに苦労する可能性があります。 CPE 200シリーズは、セキュリティ・バイ・デザイン、オープンプログラミング、オープンコミュニケーションを内蔵し、OEMやエンドユーザーのコストと複雑さを軽減しながら、外部分析ソフトウェアプラットフォームへの接続を簡素化することで、これらの問題を解決します。
「今日の市場で競争力を得るには、エンドユーザーが独自のプロセスの一部として採用しているさまざまな機器に接続できる柔軟性を持ち、オンプレミスやクラウドホスティングの分析プラットフォームに簡単にアクセスできる安全でオープンな接続性をサポートすることが必要です。」と、エマソンのマシンオートメーションソリューション事業の社長 Jeff Houseer氏は述べています。「CPE 200 シリーズのコントローラは、エマソンの設計段階からサイバーセキュリティを確保されたアーキテクチャ、共通プログラミング機能、IIoT 対応機能を活かして、従来のコンパクト PLC には欠けていた選択肢を提供します。」
このコントローラでは、高速ギガビットイーサネットを使った柔軟な接続を実現するために、OPC UA セキュアプロトコルや他の一般的な産業用プロトコルのプリライセンスしたネイティブサポートを通じてオープン通信を提供しています。エンジニアは IEC 61131 プログラミング言語と、世界で最も普及した最も簡単に使えるプログラミング言語である C 言語を使用して、独自の生産戦略と高度なオートメーション技術を実現する高性能のアルゴリズムを作成して実行することができます。