エマソン、アメリカンガバナーを買収

水力発電タービン制御分野における一流企業の加入は、エマソンの再生可能エネルギーへの能力を礎にしており、お客様の持続可能性戦略に対応しています。

セントルイス（2020年4月2日） －エマソン（NYSE: EMR）は、本日、水力発電タービン制御技術・サービスの第一人者であるアメリカンガバナーの買収手続きを完了したとを発表しました。アメリカンガバナーの加入は、再生可能エネルギーと電力業界におけるエマソンの技術的能力と専門知識を礎にしています。

世界最大の再生可能電力供給源である水力は、タービンを流れる水により生成されます。アメリカンガバナーのソリューションにより巧みに水力発電タービンが制御され、電力会社は送電網の動的なニーズに対し極めて機敏に対応できる信頼性の高い発電を行えるようになります。

「電力業界は再生可能エネルギーに重点を置いているため、この自然エネルギーを効果的に利用する適正な手段を保有することが極めて重要です。」エマソンの電力・水ソリューション事業部長のボブ・イェーガー氏はこう述べました。「このような名高い水力発電会社の重要な加入により、当社は、電力業界の顧客に一貫した水力発電から安全かつ効率的な発電操業の管理に向けた業界をリードする制御システムの提供まで、総合的なソリューションを提供できるようになります。」

電力業界は、次第に種々の異なる供給源から生じる発電を予測、管理、制御するのに役立つデジタルトランスフォーメーション技術の導入機会を見出そうとしつつあります。エマソンの業界をリードするOvation分散制御システムとRX3iプログラマブルオートメーションコントローラを補完するアメリカンガバナーのデジタルガバナーコントローラは、業界がより効率的で安全かつ信頼性の高い操業に対するデジタルトランスフォーメーションの利点を認識するのに役立っています。 

アメリカンガバナーは、業界をリードする水力発電ソリューションで存在感を発揮し、1,500か所を超える顧客所在地でグローバルな足跡を残しており、先進的な顧客サービスやトレーニングプログラムを備え堅牢なアフターマーケット機能を提供しています。アメリカンガバナーは、フィラデルフィア近郊に本社を置き、その従業員は約50名です。

エマソンについて 

米国ミズーリ州セントルイスに本拠を置くエマソン (NYSE: EMR) は、技術とエンジニアリングで世界有数の事業規模を誇り、産業用および商業用、一般消費者向けの革新的なソリューションを提供しています。オートメーションソリューションズ事業は、プロセス産業、ハイブリッドおよびディスクリート製造業者が、エネルギーと運用コストを最適化しつつ、生産を最大化し、作業従事者と環境を保護するのを支援します。エマソンは人々の快適な暮らしと健康、食品の品質と安全を守り、省エネや持続可能なインフラ整備を支援する製品やシステム、サービスを幅広く取りそろえ、業界をリードするソリューションを提供しています。詳細については、  Emerson.comを参照してください。

将来的・警戒的な声明

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